速写ストラップのメリットとデメリット
皆さんは、速写ストラップというものをご存知でしょうか?
速写ストラップとは、直ぐに撮影体勢に入れるように設計されたカメラストラップの事です。
速写ストラップの特徴は、「長さ調整がしやすい」「素材が滑らか」という点が挙げられます。
斜めがけでカメラを携帯している場合、瞬時に素早く撮影体勢に入るためには、カメラを手元に持ってきやすい長さに調整しなければなりません。
速写ストラップは1アクションで長さを自在に調整できる機能がついているため、アクティブに撮影をこなすカメラマンの方々に愛用されています。
撮影時には、持ちやすい長さに瞬時に伸ばせ、撮影オフ時には体に密着させる長さに簡単に戻せる。そんな伸縮自在な点が、多くのカメラマンから愛される理由です。
速写ストラップのメリットとデメリット
速写カメラストラップのメリット
- 撮影体勢に移りやすい
- シャッターチャンスを逃さない
- 移動時には安全な位置にすぐ戻せる
撮影体勢に移りやすい
速写ストラップの一番のメリットといえば、まず「撮影体勢に移りやすい」という点です。
たすき掛けしているカメラをワンプッシュで撮影しやすい長さに調整できるのが速写ストラップの何よりの魅力といえます。
下記イメージのようにカメラストラップについているコントロールコードを引っ張るだけでカメラストラップの長さを瞬時に調整でき、とても便利です。
シャッターチャンスを逃さない
そして、すぐに撮影体勢に移れるためシャッターチャンスを逃しません。
バードウォッチングや猫、動物などの写真を主に撮影している写真家さんは、シャッターチャンスが一瞬の場合があります。
そうしたシャッターチャンスを逃さないために速写ストラップが選ばれています。
移動時には安全な位置にすぐ戻せる
一眼レフなどのカメラは、移動時には体に密着できる長さにしないと重量があるためカメラがブラブラして危険です。
体に密着させていないと、周りの器物にぶつかってカメラが壊れたり人にぶつかって怪我をさせたりするリスクがあります。
そのため、撮影以外の時はカメラストラップを短くしておく必要があります。
速写ストラップは、ストラップを短くする際も瞬時にできます。
下記イメージのようにカメラを持ちながらコントロールコードを引くだけです。
速写ストラップのデメリット
- 通常のカメラストラップより少し高い
- デザインの選択肢が少ない
通常のカメラストラップより少し高い
速写ストラップは、伸縮調整コードなどの機能性を追加しているため、通常のカメラストラップよりも高いものが多い。
とにかく安さを求める場合は、安いカメラストラップと比べてると速写ストラップはオススメできません。
ただ、カメラ自体が高価なものなので、カメラストラップもこだわりの良いものを使用したいという方には、機能性や操作性も高い速写ストラップはオススメです。
デザインの選択肢が少ない
速写カメラストラップは販売しているメーカーが少ないため、デザインの選択肢が少ないというのがデメリットの1つです。
カラーや素材、デザインなどにこだわりたい場合、普通のカメラストラップに比べると選べる選択肢が限られます。
機能性で選びたい場合は、速写ストラップはおすすめですが、デザイン性で選びたい場合は通常のカメラストラップと比べると少し劣るかもしれません。
速写ストラップこんなカメラマンにおすすめ
速写ストラップは、瞬間を逃せないカメラマンにとって非常に心強い味方となります。
先述したとおり、バードウォッチングをはじめとした動物の写真を撮影する写真家さんやスナップ写真、スポーツ写真の撮影を主体にしているカメラマン、商業カメラマンなどの方々に速写ストラップは愛用されています。